6月の相場の特徴

6月の末日は、欧米金融機関の中間決算の締め日です。

そのため、早ければ5月後半から6月の初頭から中旬にかけて、それまでのポジションを利確する動きが出て、相場テーマとは関係なくトレンド反転の可能性が高まります。

この6月末の欧米金融機関の中間決算は、1年の中でも相場に大きな影響を与えるイベントのひとつです。

同様に12月にも本決算の締め日がありますが、夏休みやクリスマスホリデーがある下期と比べ、上期は実働日数が多く、持ち越しているポジションの量も多いため、6月の中間決算の方が相場への影響度は大きくなるのが通常です
十分警戒してください。

シカゴIMM投機ポジション」をチェックして、投機筋のポジションの積み重なり具合を確認するとよい判断材料になるでしょう。

この中間決算に伴って生じた相場の変動は、相場テーマに大きな変化がないのであれば、しばらくすると元のトレンドに復帰しやすい性質があります。

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