ニューヨーク市場は投機が中心
米ドルは世界の基軸通貨なので、実需は米ドル決済が基本です。
ですから、ニューヨークの取引には実需の影響はほぼなく、全て投機によって動くといって過言ではありません。
基本的に、ロスカットを狙ってレンジを広げようとする動きをしますので、上げれば買い、下げれば売りで攻めてきます。
相場の方向性が定まるまではかなりの乱高下をしますが、いったん方向が決まると、取引時間が終了するまで延々とその方向を攻める傾向があります。
特に金曜日はこの特性が顕著です。
米系ファンドが最もアクティブで、彼らのトレーディングスタイルは、長期のトレンドフォローを得意としています。
それだけに、値ごろ感で戻り売りや押し目買いを入れると、痛い目にあうことがあります。
ニューヨーク・クローズで為替相場の一日が終わる
ニューヨーク市場の終了で為替市場の長い一日が終わり、新しい日が始まります。
多くのFX会社も「ニューヨーク・クローズ」を1日の終わりとしており、ニューヨーク市場の終値が一日の終値となります。