欧州勢やロンドン勢が動き出す時間帯です。
特に東京のポジションの偏りを狙う動きがよく見られます。
16時直後(ロンドン時間午前8時=″ロンパチ″)に、ドカーンと大きく動くことがよくあります。
その理由は、アジア時間に大きな玉(取引金額)が入った場合、金融機関は流動性の厚い欧州時間を待って、市場に注文を出す傾向があるからです。
また、月末・期末・半期末など、投資資産からの配当のリパトリエーション(外国資産からの資金環流)のような特殊玉が出やすいのもロンドン市場の特徴です。
突然それまでのトレンドから外れた方向へ動くことがあるので、惑わされやすい時間帯とも言えます。
日本時間16時から19時までの3時間は、思惑・実需・投資など、あらゆる種類の動きが出ますので、
マーケットが何をやりたいのかを見極めて、想定外の玉で振られないように注意してください。
日本時間17時30分には、英国の経済指標の発表があります。