以前カニトレーダーカズヤング氏の記事でも触れたOANDA Japanのオーダーブックがバージョンアップし、それに伴うキャンペーンが2018年10月15日から開始しました。
年末の12月31日までキャンペーンは実施されます。キャンペーンの内容は以下の通り。
OANDAオーダーブック アップグレード・キャンペーンの内容
- WEB版、MT4版ともに20分ごとの更新から、5分ごとの更新に変更。
より現状に近いデータを見ることができるようになる。
※バージョンアップに伴い、旧版のMT4インジケーターは使用できなくなります。 - MT4版はOANDAの口座開設者なら誰でもMT4にインストールして使える!
※キャンペーン終了後も20分更新のデータをMT4のチャートに表示させることはが可能です。 - オープンオーダー(指値・逆指値注文のデータ)に加え、オープンポジション(保有ポジションのデータ)もMT4で表示できるようになる。
キャンペーン終了後は、「100万円の口座残高+前月500万通貨以上の取引」の条件を満たしている場合のみ、5分更新のデータを継続して表示させることができます。
つまり、2018年12月31日までのキャンペーン終了後は、2019年1月1日の時点で口座残高が100万円以上あり、2018年12月の新規建て取引残高が500万通貨以上していた場合にのみ、5分更新のデータを表示させることができると言わけです。
初心者の方にはちょっと達成するのが難しい条件ですね(オーバートレードに気を付けて)。
たとえ条件から外れてしまった場合でも、そのまま何もせずとも20分更新のデータは表示させることができます。
また、バージョンアップにともない、これまでOANDA会員でなくても会員と同様のデータをWEBで閲覧できていたものが、今後はOANDA非会員は30分遅れのデータのみしか閲覧できなくなりました。
これまで同様、直近に更新されたデータを閲覧するためにはOANDA Japanの口座を開設
し、以下の手順したがって最新バージョンを使用できるように設定する必要があります。
バージョンアップしたオーダーブックを表示する方法(WEB版、MT4版共通)
5分更新のオープンオーダー/オープンポジションデータを表示させるには、WEB版、MT4版ともに以下の手順で設定を行ってください。
といってもMT4版のインジケーターをインストールするだけです。
まずはOANDAの口座開設
OANDA会員登録がまだの方はまずはOANDA Japan公式サイトから口座開設を行ってください。
口座完了後ログインすれば20分更新データを閲覧できるようになる
口座開設が済んだら本番口座にログインします。ログインした時点で、20分更新のデータを閲覧できるようになります。
>>OANDAオープンオーダー・オープンポジション
5分更新のデータを表示させる手順
5分更新のデータを表示させるには、MT4用のインジケーターをインストールする必要があります。
※OANDAのMT4にインジケーターをインストールしないと、WEB版の方も5分更新にならないようです。OANDAのMT4からOANDAに通知が送られるようになっているようですね。
まずはOANDAのMT4をダウンロード&インストールします。
まずはOANDA MT4をインストール
ログインしてすぐに開くページにある「取引プラットフォーム」の「MetaTrader4ダウンロード」をクリックするとダウンロードが開始します。
ダウンロードしたセットアップツール(oanda4setup.exe)をダブルクリックするとインストールが開始します。
あとはセットアップツールの指示に従い順に進めていけば簡単にインストールできます。
続けてMT4版オーダーブック・インジケーターをインストール
同じページに上部に表示される以下のバナーをクリックしてください。
MT4インジケーター・ファイル一式のダウンロードが始まります(ファイル名:MT4_INDICATOR.zip)。
ダウンロードしたzipファイルを解凍
ダウンロードしたzipファイルを解凍します以下の4ファイルが内包されています。
このうち、次の3ファイルをOANDAのMT4にインストールします。
※OANDA以外のMT4にインストールしても動作しません。
- OANDA_Orderbook2.ex4
- oanda_token.txt
- v20-fxlabs.dll
- データフォルダを開きます。MT4のメインメニューの[ファイル]⇒[データフォルダを開く]を選択。
フォルダが開くので、更に「MQL4」⇒「Indicators」の順にフォルダを開きます。 - Indicatorsフォルダの中に上記の3ファイルを入れます。
- MT4を再起動します。
- インストールが成功すれば、ナビケ―ターに「OANDA_Orderbook2」と表示されるはずです。
OANDA_Orderbook2をチャートに適用
ナビケ―ターの「OANDA_Orderbook2」をダブルくっりくして設定画面を開きます。
全般タブを選択し「DLLの使用を許可する」にチェックを入れ「OK」ボタンをクリック。これでオーダーブックがチャートに適用されます。
※「パラメーターの入力」タブを選択し、各項目を任意で設定すれば表示内容を変更できます。
例えばポジション状況を見たい場合は「表示する情報」を「ポジション情報」に変更してください。
まとめ
以上で、MT4版オーダーブック・インジケーターのインストール方法は完了です。
プロパティー画面で色々設定できるので、詳しい設定方法については以下の記事を参照して下さい。
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