ロット計算インジケーター [TTB]CalcLots を、久しぶりに大幅アップデートしました(「CalcLots」ゴゴジャンで販売中です)。
今回の改修では「より実戦的な資金管理」と「操作性の改善」をテーマに、機能・UIの両面を見直しています。
1. 許容損失のパターンを「4種類」まで同時表示
これまでは「固定金額 × 2パターン」のみでしたが、
最新版では次の 4パターン のリスク設定を同時に表示・ロット計算できるようにしました。
- 許容損失額1(固定金額)
- 許容損失額2(固定金額)
- 許容損失額3(残高/純資産の % 指定)
- 許容損失額4(残高/純資産の % 指定)
固定額ベースと%ベースを混在させられるので、
- 「いつもの固定 500円/1,000円」
- 「口座残高の 1% と 2%」
といった組み合わせで 一度に4種類の推奨ロット を比較できます。

2. 口座残高(Balance)/純資産(Equity)を基準にした「%リスク計算」に対応
旧版では「固定金額の損失額」だけでロットを計算しており、
口座残高に対して何%リスクを取るか といった計算はできませんでした。
現行版では新たに、
許容損失額3(残高の 1%)
許容損失額4(残高の 2%)
といった %リスク指定 に対応。
さらに、この%リスク計算に使う基準を、
Balance(確定損益ベース)
Equity(含み損益込み)
のどちらにするかを選べるようになりました。
※固定金額(許容損失額1・2)の計算は従来通りで、
この設定の影響は受けません。
トレードスタイルに応じて、
含み損益も反映して “常に現在の口座状況に合わせたい” → Equity 基準
確定損益だけを基準に “安定的に資金管理したい” → Balance 基準
というように使い分けができます。
3. ラインをドラッグしてリアルタイム再計算
損切り幅の指定は、これまで通りチャート上で 2本の水平ライン を打つだけですが、
最新版では ラインをドラッグすると、その位置に応じてロットがリアルタイム再計算 されます。
- 1本目:エントリー価格想定
- 2本目:損切りライン想定
2本引いたあとでも、どちらのラインを動かしても即座に:
- 価格1・価格2
- 価格幅(Pips or Points)
- 4パターンの推奨ロット
が自動更新されるので、
「もう少しタイトにしたらロットいくつまで張れるか?」といったシミュレーションが簡単です。
4. リセットボタンで一括クリア(3回目クリックは廃止)
旧版では「3回目のチャートクリックでライン&表示をリセット」という仕様でしたが、
分かりづらかったので、今回は 専用のリセットボタン を用意しました。

- メインボタンを ON にして、最初のラインを1本引くと
→ 右下にピンク色の リセットボタン が表示されます。 - リセットボタンを押すと
→ 2本のラインを削除
→ 価格1/価格2/価格幅/ロット表示を 初期状態(—) に戻す
→ リセットボタン自身も非表示
5. 価格幅の表示単位を「Pips / Points」から選択可能
価格1と価格2の差は、次のどちらかで表示できます。
- Pips 表示
- Points 表示
「価格幅の表示単位」パラメータで切り替え可能です。
5桁・3桁のブローカーにも対応し、内部で自動的に換算して Pips を計算します。

6. パネルレイアウトの調整(読みやすさ向上)
- ラベルの行間を広げて、各行が見やすいように調整しました。
使い方の流れ(おさらい)
- CalcLotsインジケーターをチャートに適用
- 右下のメインボタン(😑)マークをクリック → ON になると「😊」に変化し、パネルが表示される
- チャート上をクリックして 1本目のライン(エントリー想定価格)を引く
- もう一度クリックして 2本目のライン(損切り想定価格)を引く
- パネルに、4パターンの許容損失と推奨ロット/価格1/価格2/価格幅が表示
- ラインをドラッグして損切り幅を調整すると、パネルがリアルタイムで更新
- やり直したくなったら、右下の ピンク色のリセットボタン をクリック
- 完全に終了するときは、メインボタンを再度クリックして OFF(😑)に戻すと、パネルとラインを全削除します。




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