このところfx-onで人気があり、フォワードテストも好調で高い評価を受けているMT4用EA「ホワイトフェニックス」を紹介します。
「ホワイトフェニックス」の基本仕様
「ホワイトフェニックス」は、長い時間足でトレンドを把握し、トレンドの押し目でエントリーするトレンドフォロー型のEAです。
フォワードテストでもバックテストと同様に安定的に利益を伸ばしていることから、今fx-onでは人気のEAです。
このEAの高評価のポイント
適度な損切りを入れつつつ利益を積み上げていく
一番のポイントは損切を入れつつ利益を出せている点ですね。
ナンピンや無理なポジションをとって、一時的に大きな含み損を抱えるリスクをはらんだEAもあるなか、適度に損切をしつつ利益を重ねていくEAは理想的です。
最大ドローダウンもが12.54%であることからも、比較的安心して運用できるEAだと言えます。
フォワードテストの結果≒バックテストの結果
それから、フォワードテストとバックテストの乖離(かいり)が少ないというのがもう一つのポイント。
比較的ストップ(損切)とリミット(利確)の値幅が大きいスイングトレード用のEAであり、15分足が確定した直後に判断してエントリーする仕様なので、スパイク系やブレイクアウト系のEAのようなスリッページが大きくなるタイミングでエントリーするものではないことがその理由でしょうね。
公開されている2017年6月から現時点(2018年11月14日)までのフォワードテストでは、ロット数は0.1lotで固定、計1021回のトレードで、1日に1回~5回ほどエントリーしています。
1ポジションの平均保有時間は10時間ほどで、勝率は66.08%で、プロフィットファクターは1.70を記録しています。
一回のトレードの平均収益は3,262円で、平均損益は-3,742円となっています。
フォワードテストはOANDAのデモ口座のもののようですね。
販売ページでは、他にMyfxbookのフォワードテストの結果も公開されていますが、2017年末までの結果のみ確認できました。
ストップが100pips、リミットが300pipsの設定で、平均損益が上記のようにおよそ1:1となっているのは、思惑と逆に行ったときは早めに損切したり、トレンドの強弱を判断して逆張りで決済したり、利益を伸ばしたりといった裁量トレードのようなロジックが組み込まれているからのようです。
その他の機能
トレーリングストップ
パラメーターで指定した以上の利益が乗ったら、トレールを始動。任意の値幅でストップを引き上げます。
1度に9ポジションまで持つ(ナンピンではない)
ポジションを持った後も同方向でエントリー条件が再度成立した場合は最大9ポジションまで追加エントリーをします。
各ポジションそれぞれのエントリー判断に基づいたエントリーなのでナンピンではありません。
この機能により、トレンドに乗った際に大きく利益を伸ばすことができます。
最大ポジション数は0~9まで変更できます。
マネーマネジメント機能
口座残高により、適切なロット数を計算します。
↓マネーマネジメント用のパラメータ
MM | 設定すると口座残高を計算して自動的にロット数を変更する。 |
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Risk | MMが有効な場合、口座残高に対してどの程度のリスクを取るかの数値。 大きければロット数が大きくなるが、リスクも大きくなる。 小さいとロット数が少なくなり、リスクも小さくなる。 推奨は2.5以下。(取引口座の最大レバレッジが25倍の場合) |
「ホワイトフェニックス」の開発者にLONE氏ついて
「ホワイトフェニックス」を開発者したLONEさんは、現在株とFXで資産運用している方で、このEAは一時的な資金集めのために出品に踏み切ったものだそうです。
目標金額に達したところでエッジ確保のために販売中止するとのことなので、気になる方は今のうちに詳細をチェックしてみてください。
ホワイトフェニックス
まるで裁量トレーダーのような売買!
バックテストと実運用の差が少ない始値、終値で判別するロジック!
まとめ
というわけで、今気になるEA「ホワイトフェニックス」を紹介しました。
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