本日は複数通貨の強弱を表示するMT4用のインジケーター「CCFp」を紹介します。
Forex Factoryのフォーラムから拾ってきたものです。
最新版はフォーラムの最新ページををチェックしてください。
CCFpの特徴
CCFpは各通貨とドルとのペアの平均値をもとに、ドルで基準化した値を計算し、各通貨の強弱を表示します。
- いま強い通貨、弱い通貨を調べて、取引に有意な通貨ペアを調べられる。
- 計算に使用する平均計算の種類や計算に使用する価格(終値、始値など)が選べる。EMAやLWMAを選べばより直近の値動きに重きをおいた結果が表示される。
- 調べる通貨をOnOffでき、不要な通貨をOffにすれば計算負荷を軽減できる。
上記の画像だと米ドル(USD※緑のライン)が-23.33と一番強く、スイスフラン(CHF※オレンジのライン)が-50.92と最も弱いことが分かります。
つまり、この二つの通貨の合成ペアであるUSDCHFがいま最もトレンドがはっきり出ている(勝ちやすい!?)ということになります。
もちろん、相場全体に動きが無いときもあるので、すべての場合とは言えませんが。
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インストール方法
- 上記のリンクからファイルをダウンロードします(ファイル名:CCFp.zip)。
- ダウンロードしたzipファイルを解凍します。中に1つのファイルが入っています(CCFp.ex4)。
- データフォルダを開きます:[ファイル]⇒[データフォルダを開く]⇒MQL4、Indicatorsの順にフォルダを開く。
- Indicatorsフォルダの中に2つのファイルを入れます。
- MT4を再起動します。
- インストールが成功すれば、ナビケ―ター(通常MT4の左側に表示されるウィンドウ)に表示されます。
- チャートに適用すれば表示されます。以下のパラメーターが設定できます。
CCFpのパラメーターの説明
以下がCCFpの設定パラメーターになります。
MA_Method | MAの計算方法 |
Price | MAの計算に使用する価格のタイプ |
Fast | 短期MA計算期間 |
Slow | 長期MA計算期間 |
USD | 米ドルの表示OnOff |
EUR | ユーロの表示OnOff |
GBP | 英ポンドの表示OnOff |
CHF | スイスフランの表示OnOff |
JPY | 日本円の表示OnOff |
AUD | 豪ドルの表示OnOff |
CAD | カナダドルの表示OnOff |
NZD | ニュージーランドドルの表示OnOff |
Color_USD | 米ドルの色 |
Color_EUR | ユーロの色 |
Color_GBP | 英ポンドの色 |
Color_CHF | スイスフランの色 |
Color_JPY | 日本円の色 |
Color_AUD | 豪ドルの色 |
Color_CAD | カナダドルの色 |
Color_NZD | ニュージーランドドルの色 |
Line_Thickness | ラインの太さ |
All_Bars | 計算するバーの本数 |
Last_Bars | 計算を開始するバーの位置※現在足から数えた本数 |
Y_Top | 文字列の表示のY座標位置 |
Y_Step | 文字列の表示の間隔 |
TxtSize | 文字列のサイズ |
終りに
トレード対象となりうる通貨ペアがぱっと見で分かるのは良いですね。
有効性が検証できればEAにも適用したいと思ってます。
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